5月11日,12日第2回真! 国語学力を伸ばす会in旭川 原部 剛開催 野口芳宏先生をお迎えして。
5月11日,12日に原部 剛先生開催の研究会へ参加します。
野口芳宏先生に学ばせていただきます。
皆さんも参加しませんか。メールで申し込みですね。
開催決定! 令和6(2024)年6月30日『両毛教育祭2024兼「鍛える国語教室」研究会(略称,「鍛国研」)第16回全国大会(野口芳宏主宰米寿記念・群馬大会)』
開催決定しました。教員人生を豊かにするためにも,児童・生徒に国語の楽しさを伝えるためにも,教員自ら学び続けましょう。柳谷が学習用語を指導した中学生は柳谷先生の国語授業が楽しかったと回答してくれています。教師冥利に尽きます。学び続ける教師は得るものが多いです。お待ちしております。
令和6(2024)年6月30日両毛教育祭2024兼「鍛える国語教室」研究会(略称,「鍛国研」)第16回全国大会(野口芳宏主宰米寿記念・群馬大会)
会場はテクノプラザ太田研修室4です。
申込みはこくちーずです。次をクリックしてください。
謹啓 新緑の候,貴台におかれましてはますます御清栄の段,何よりの慶事と心からお喜び申し上げます。さてこの度,国語授業の革新・教員の授業力向上による子供の幸福(ウェルビーイング)を目指した研究大会を開催いたします。
御多用の中とは存じますが,本大会への参加希望の先生がいらっしゃいましたら御派遣いただきたく,御案内申し上げます。会員に限らず,どなたでも参加できます。貴校の校内研究に本大会での学びを御活用いただけますと幸いです。
全ての子供の学力向上に資する効果的な国語授業を検討し合います。 頓首
※ 体調がすぐれない方は参加を御遠慮ください。マスク着用は各自で御判断ください。
※ 教科書教材は御持参ください。用意できない方は御相談ください。 ※ 研修室内での水分補給以外の飲食は禁止です。 ※ ビデオ撮影は御遠慮ください。
1 共 催 鍛国研(主宰 野口芳宏)/北海道ゼミ(代表 柳谷直明),両毛教育ネットワーク
3 日 時 令和6年6月30日(日) 9:30~16:15
4 事前受付締切日 令和6年6月23日(日)(締切日以降は当日受付金額になります。)
5 会 場 テクノプラザおおた5F「研修室4」(〒373-0057太田市本町29-1/℡ 0276-50-2100)東武伊勢崎線「太田駅」より徒歩10分 ※ 専用駐車場2~3階のみ使用可(駐車券の認証で無料)
6 定 員 50名限定(先着順)。お早めに『こくちーず』でお申し込みください。
7 講 師 野口芳宏氏(植草学園大学名誉教授)他
8 テーマ 《学習用語×焦点精査》による国語授業の活性化
9 内 容 以下の通りです。(日程程及び内容は予告なく変更になることがあります。)
受付 9:30~50/諸連絡・開会挨拶 9:50~
第1講座 10:00~11:00 《学習用語×焦点精査》の活用による向上的変容の連続を
~物語「紙ひこうき、きみへ」(教出小3)野口芳宏
第2講座 11:05~12:00 焦点精査による鑑賞指導~「海の命」(光村小6)冨樫忠浩
<昼食・休憩 & 発問づくり>
第3講座 13:00~14:00 《発問道場✕素材研究》で指導事項を可視化する
~詩「てんとうむし」「木」(教出小2) 山中伸之
第4講座 14:00~14:50 個別最適な学びの実現~中学校での学習用語を用いた記述指導と『やまなし』を用いた模擬授業~(『やまなし』は青空文庫, 書くこと領域) 柳谷直明
第5講座 15:00~16:00 模擬授業道場:授業の腕をその場で上げる具体指南(参加者より3名) 野口芳宏
閉会挨拶・諸連絡 16:00~15/懇親会 17:00~19:00
10 参加費 事前受付金額 5,000円。事前受付以降金額 6,000円(事前受付締切日までに入金できなかった場合, 6月24日以降に6,000円を下記口座への入金か当日受付での支払いをお願いします。)
11 申込方法 ①予約――『こくちーず』で申し込み。上のQRコードかネットで検索してください。
②受付――事前受付締切日(令和6年6月23日)までの入金で受付完了です。受付完了者へ6月24日に最終案内をPCメールで送信します。事前締切日以降のキャンセルは無効です。
③入金先――A ゆうちょ銀行からは次の口座番号。
【記号】19750 【番号】08835171 【名前】ヤナギヤナオアキ
B ゆうちょ銀行他の金融機関からは次の口座番号。
【店名】九七八 【店番】978 【預金種目】普通預金 【口座番号】0883517
12 問合先 「鍛える国語教室」研究会/北海道ゼミ代表 柳谷直明(北海道教育大学非常勤講師・北海道教育大学附属札幌中学校非常勤講師,tankokuken@gmail.com)
柳谷直明(2024)「野口芳宏個体史研究抄録~教師教育としての「鍛える国語教室」研究会の業績を中心に~」『師道の記念碑』記念出版柳谷論文【注】一覧
柳谷直明(2024)「野口芳宏個体史研究抄録~教師教育としての「鍛える国語教室」研究会の業績を中心に~」『師道の記念碑』記念出版柳谷論文【注】一覧
【注】
1 中村敦雄(二〇二三:一‐一四)『野口芳宏オーラル・ヒストリー― 国語教師としての「向上的変容」の足跡 ―』東京学芸大学国語教育学会研究紀要18。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gakugeikokugokyouiku/18/0/18_1/_pdf/-char/ja(2024年01月14日確認)
2 柳谷直明(二〇二三:一一三-一二一)「柳谷直明編著『鍛える国語教室』一覧(企画・編集代表)」『学習用語活用による国語科授業の革新――小学校3・4年生に有効な実践編――』溪水社、販売Amazon。
http://tankokuken.html.xdomain.jp/2003tyosyoitiran.pdf(2024年01月14日確認)
3 柳谷直明編著(二〇二二)『野口芳宏国語学力形成史』溪水社、販売Amazon
https://amzn.asia/d/a27OIQm (2024年01月14日確認)
4 柳谷直明(二〇〇六)『「鍛える国語教室」研究会』HP。http://tankokuken.html.xdomain.jp/index.html(2024年01月14日確認)
5 柳谷直明「野口芳宏指導理論」関連論文(2024年01月14日確認)
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- 野口芳宏指導理論2~「教授・学習の記号段階」を援用した鑑賞指導の比較研究~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 143 (0), 145-148, 2022-10-15
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- 『海の命』(光村図書小6)の素材研究~主題の解釈と批評を中心に~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 142 (0), 225-228, 2022-05-28
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- 野口芳宏「国語学力」形成史研究~「学習用語」指導実践史を例として~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 141 (0), 355-358, 2021-10-16
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- 国語科「学習用語」指導事例の検討~中学校国語科「学習用語」の選定例として~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 140 (0), 317-320, 2021-05-29
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- 中学校国語科「学習用語」とその指導法の開発~「学習用語」指導事例の記述方法の検討と「学習用語」指導事例の記述例~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 139 (0), 319-322, 2020-10-31
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- 言語技術の熟達者、野口芳宏の指導理論1〜「教授・学習の記号段階」を援用した実践の理論化〜
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 135 (0), 231-234, 2018-10-27
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- 言語技術教育としての説明的文章の読み方指導理論~小学3年生『すがたをかえる大豆』による検証~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 134 (0), 269-272, 2018-05-26
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- 言語技術教育としての一つの典型授業の開発~「読むこと」領域における音読指導を通して~
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 133 (0), 227-230, 2017-11-04
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- 学習者が複数の「学習用語」を関連づけて学ぶための指導理論と実践例
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 130 (0), 335-338, 2016-05-28
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- 小学1年生が10分間で400字を書く「作文カマスターカード」の実践 : 学習用語(定型と技術)を指導し,評価し,安定的に行為化させると誰でもできる(自由研究発表,第110回 全国大学国語教育学会・岩手大会)
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 110 (0), 1-4, 2006-05-27
DOI 被引用文献1件
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- 小学校国語科での<学習用語>のカテゴリー化による<言語教育カリキュラム>の開発
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全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 104 (0), 56-59, 2003-05-24
野口芳宏主宰の新年の御挨拶
野口芳宏主宰の新年の御挨拶をいただきました。有難うございます。
皆様,今年もよろしくお願いします。鍛国研全国大会は6月群馬と8月仙台を予定しています。詳細が決まりましたらお知らせします。
国語を楽しく学び合いましょう。
日本言語技術教育学会第33回研究大会群馬大会
以下,大会研究論文集『言語技術教育33』の序文である。「はじめに」を用いるのはやめた。「『言語技術教育33』の成果と課題」とした。
研究者と実践者がともに学習者の言語技術教育を高めていこう。
お待ちしている。
『言語技術教育33』の成果と課題 会長 柳谷直明
『言語技術教育33』の成果と課題を整理する。『言語技術教育33』は第三三回研究大会での模擬授業指導案、研究論文を収載した。加えて、宇佐美寬(論文の敬称は省略する。)の追悼文も収載した。宇佐美は本学会の発起人の一人であり、本学会での功績が大きいと会長が判断したからである。過去には、大内善一が元会長の市毛勝雄の追悼文を収載した。会員の追悼文を収載するのであれば、今後、会員が逝去する度に追悼文を収載しなくては不平等であると宇佐美は批判するだろう。今回は会長判断で追悼文執筆希望者を募った。その結果、会長と前会長と常任理事の三名が執筆した。今後、追悼文の収載は理事会で決めればよい。現段階で追悼文収載の判断基準はない。このような経緯で宇佐美の追悼文を『言語技術教育33』は収載した。宇佐美への追悼文は宇佐美の個体史研究の価値をも有する。
日本言語技術教育学会の研究大会は指導者の言語技術と学習者に身に付けさせる言語技術を模擬授業で報告するという実践を想定した、言語技術が見える報告方法は日本言語技術教育学会の研究成果の一つである。ところが、模擬授業前に模擬授業を検討できない。したがって、これまでの国語科授業で欠けていた言語技術、必須と想定する言語技術を報告し合う。模擬授業者、執筆者が報告した言語技術の有効性を議論により検討する方法も研究成果である。
第三三回研究大会の構成は学習指導要領国語科の領域と同様である。京野真樹は「話すこと・聞くこと」領域にて、模擬授業で「対話による絵画の鑑賞」に有効な言語技術を報告するだろう。絵画の「鑑賞」は図画工作の時間でも、活用できる言語活動である。言語技術を身に付けた学習者は各教科等で言語技術を駆使し、言語活動を充実させて、深い学びを成立させる。したがって、学校教育全体での言語活動の充実が課題である。
山本裕貴は模擬授業でChatGPTの作文指導を報告するだろう。テキスト生成AIを用いた指導、手書き指導が課題である。柳谷(二〇二二:八四)は述べる。「GIGAスクール構想が推進されている現在、筆者は原稿用紙を用いず、PCでレポートを書かせている。今後、PCでの作文指導は増えるだろう。」柳谷は三年前から、再任用で担当している中学生に原稿用紙を使った作文指導をあまりしていない。メモや下書きはタイピングで、清書だけを手書きさせている。例えば、論文は手書きしているのだろうか。宇佐美の論文は手書きであった。野口芳宏も手書きである。柳谷は両者の手書き論文をタイピングした。両者の手書き論文は修正箇所が少なかった。池田(二〇一一:一一)は述べる。「視写がよい。読み書きの経験を積ませるために、継続的で大量の視写を課す。」「私の視写の授業では、手書きのみをさせる。「日本語表現」で課す作文も手書きである。たまに作文をコンピューターで「作成」してくる学生がいるが、それは受理しない。必ず手書き原稿を提出させる。」(同、一六八)確かに、視写、手書きは様々な価値を持つ。しかし、柳谷は四〇年間、タイピングで文章を書いている。毎年二〇〇枚前後を発行していた学級通信は長く手書きであった。それも、一九九七年以降はタイピングにした。したがって、柳谷は二五年くらい、手書きで長い文章を書いていない。池田(二〇一一)も述べているが、字形が崩れている。小学一年生から一人一台端末が貸与されている現在、更に崩れている。柳谷はこの三年間、中学生の手書き文字を見ている。生徒は「や」「か」、「へ」「て」「し」などで判別できない文字を書く。今年度は中学三学年全員の国語を担当している。定期テストは各教科、手書きで解答させている。急いで書くからか、平仮名の字形が崩れて読みにくい。タイピングだけの記述だと、手書き文字がますます崩れる。そこで、ノート指導と点検、原稿用紙での清書指導と点検、定期テストでの記述式問題(各学年一〇問程度)の解答用紙の点検を行い、字形指導をしている。テキスト生成AIを用いた指導に関連する課題は多い。
瀧沢葉子は説明文を読解させる授業に有効な言語技術を報告するだろう。例えば、情報をどう理解させるか、どう活用させるか、どう操作させるか、どう語彙を増やすか、どう考えを形成させ、批評させるか。説明的文章の読解指導は指導目標により多様な言語技術が想定できる。したがって、説明的文章の指導目標ごとの言語技術が課題である。
岩下修は詩歌の鑑賞・読解指導に有効な言語技術を報告するだろう。『野口流小出し方式による詩の授業』と言語技術はどう関係するのか。国語科授業で学習者が身に付けるのは、言語技術に加えて、言語技術を含む語彙、学習意欲である。学習意欲の喚起のため、学習者を国語好きにするための指導者の言語技術も課題である。
【参考文献】
池田久美子(二〇一一)『視写の教育――〈からだ〉に読み書きさせる』東信堂
柳谷直明(二〇二二)「各教科等の言語活動を充実させるための言語技術抽出法研究」言語技術教育学会編『言語技術教育31』溪水社
1月6日7日は国語授業の正統技術を学ぶ会です!
1月6日から旭川で学びます。皆さんもいかがですか。
令和5年1月8日 旭川,ICTと紙を用いた指導による深い学びの可能性を交流しましょう。
令和5年1月8日 旭川,ICTと紙を用いた指導による深い学びの可能性を交流しましょう。お待ちしています。10月23日募集開始!
以下をクリックして,御覧ください。こくちーずで申し込めます。